IE11のブラウザシェア率が低下している
ホームページをブラウザで見るわけですが、そのブラウザにもいくつかの種類があります。
一番シェア率が高いのは、Googleが出しているChromeです。
このシェア率は2021年1月現在で58.53%とダントツです。
(StatCounter調査:日本,デスクトップ環境において)
ホームページ制作会社にとって、気になるブラウザがあります。それはMicrosoftが出していたIE11です。
IE11はサポートが終了しているにも関わらず、行政関係で使われていることが多いからです。
行政が行政同士のネットワークで独自で開発しているシステムの動作推進ブラウザがIE11だったことが、要因ではないかと推測はできます。
よって、行政のホームページを制作する場合は、IE11で動作するようにもする必要が多かったのですが、これが厄介で思うような表示にならず、それを改善する工数がかかっています。
2020年1月の段階でのIE11のシェア率は12.38%。
日本では2番目に使われているブラウザ。
(StatCounter調査:日本,デスクトップ環境において)
まだ10%を超え、そしてSafariの10.25%よりもIE11の方がシェア率が高いとなると、無視することもできないのかもしれません。
2021年1月の段階でのIE11のシェア率は7.41%にまで下落
しかし、Microsoftが新しく出したブラウザ「Edge」が、2020年途中から徐々にシェア率を伸ばしていったことで、2021年1月の段階でのIE11のシェア率は7.41%にまで減少しました。
Edgeのシェア率は15.69%となって、日本では2番目に使われているブラウザとなりました。
IE11はSafariよりもシェア率は下がり、日本では4番目に使われているブラウザです。
以下は、それを現したグラフになります。
今後も、Edgeのシェア率は増えて行くでしょうから、ようやくここに来て、行政関連のホームページを制作する場合でもIE11を見捨ててもいい状況・環境になるかもしれません。
Firefoxよりも下がってくれれば確定でしょうか。