当社で使用しているクラウドツール紹介
IT会社ということもあり、当社ではさまざまなクラウドツールを使って仕事をしています。
今回は、当社で使用しているさまざまなクラウドツールをご紹介します。
Chatwork(チャットワーク)
■連絡手段として使っているツール
お客様との連絡手段としてこれまでは電話やメールがほとんどでしたが、2018年くらいからChatwork(チャットワーク)を導入し、ホームページ制作やネット広告運用などのプロジェクトを進めているお客様とは、このChatworkで連絡をとりあっています。
メールの場合は、どうしても迷惑メールが多くて、大事なメールを見落としてしまうことがあったり、またはお客様とのメールのやりとりが追えなくなってしまうことも多くありました。
しかし、Chatworkを使うと、お客様別でグループを作ったり、プロジェクトでグループを作ることもできますので、メッセージの見落としも無くなり、過去のやりとりも追えやすくなって、とても生産性が上がっています。
現在はチャットツールも多く存在し、LINEビジネスやSlackなども検討はしたのですが、お客様側でも扱いやすい点でChatworkにしています。
backlog(バックログ)
■プロジェクト管理と社内情報共有として使っているツール
2018年までは、当社ではサイボウズ社が無料で提供していた「サイボウズLive」を社内情報共有ツールとして使っており、プロジェクト管理には「ブラビオ」というスケジュール管理ツールを使っていました。
しかし、サイボウズLiveが2019年4月15日にサービス終了することの伴い、それに代わる安いツールはないかとさまざまな情報共有ツールを試したのですが、なかなか「これだ!」というものに出会うことがなく困っていたところにbacklog(バックログ)を見つけ、試してみたらすごく気にいってしまい、それからずっと使っています。
backlogの良いところは、まずユーザーインターフェイスが見やすい。これまで本当にさまざまなツールを試しましたが「コテコテ」しているか、「あっさり」しすぎているかで、私的にはしっくりくるものはありませんでした。それに対してbacklogは、基本すっきりしていますが、ユーモアもありセンスのあるデザインで気に入っています。
プロジェクト管理の機能としては、プロジェクトを作成し、その中の「課題」という項目で各タスクを作成し、担当者や期日などを設定してきます。
ホームページ制作では、スタートから開設までに多くのタスクが存在しますので、そのスケジュール管理に使っています。
あと、backlogは基本「Wiki」が入っているので、情報共有する際に文章構造にそって文章を作成し、データを残せるので、誰が記録してもフォーマットが同じくなり見やすいです。(個性が入りにくい)
backlogを導入したことで、社内から「紙」がかなり減りましたし、プリントすることも減ったのでプリンタのインク購入量も減りました。
そして最大のメリットは、backlogで「キーワード検索」ができるの、これまで紙で管理していたファイルを探しまくっていた無駄な時間がなくなり、「キーワード検索」でさくっと過去のデータを見つけられるようになりました。また、スタッフの机の上もだいぶスッキリとしました。
基本、全体の機能がシンプルなので、その分応用が効きます。
会計freee、人事労務freee
■見積もり・請求書発行や経理処理、給与明細の発行で使っているツール
以前は、スタンドアローン型の「かんたん販売仕入」というソフトを使っていたのですが、複数人でホームページ制作などの見積もりを出すことも多くなり、クラウド型の会計freeeを試したところ、これも非常に使い勝手がよく、かつクラウドなのでどんどん使いやすく進化していくので、今ではもう手放せないツールになっています。
一番、生産性が高まっているのは、フィンテック技術のおかげで銀行の明細と会計freeeとが連動するため、会計freeeから支払いの銀行振込ができること。そしてこちらからの請求に対しての入金確認を、AIが「これですか?」と抽出してくれるので、その消し込み作業が本当に楽になりました。
Googleスプレッドシート
■共有して作業できるシート(表)作成で使っています
これは、もう多くの方々が使っているとは思いますが「エクセル」のGoogle版の機能です。
いろいろな情報をエクセルで作っている方は多いと思いますが、このファイルをネットワークから共同作業で書き換える場合、誰かが使用しているとそのファイルはロックされてしまい、使うことができません。
これが一番のネックでした。
しかし、Googleスプレッドシートを使うと共同作業をしてもロックされるのは「セル」だけなので、ほとんどのシートを複数人で閲覧したり、作業したりしたりできます。
zoom(ズーム)、Skype(スカイプ)、whereby(ウェアバイ)
■ビデオ通話や画面共有として使っています
ビデオ通話ツールの代表的なものとしてはSkype(スカイプ)が有名ですが、マイクロソフト社に吸収されてからはマイクロソフトのアカウント登録が必要となり、使い勝手が悪くなってしまいました。
そのため当社では無料で使えて、しかもアカウントを作成しなくても使えた「アピアイン」という便利なビデオ通話ツールを使うようになったのですが、これも2019年にセキュリティの関係なのかwhereby(ウェアバイ)という名前に変わって、アカウント登録が必要になってしまいました。
そのため今は、利用者とユーザー登録数が増えているzoom(ズーム)の有料プランを契約して使っています。