マーケティングオートメーション(MA)
マーケティングオートメーションは、獲得した見込み客の情報を一元管理し、主にデジタルチャネルのメール、SNS、ウェブサイトなどを使ってマーケティングを自動化、可視化することです。
今までは言葉は知っているけど「MAは大企業が行うことでしょ」「ソフト代が高い」「どうするのかも分からない」というのが実情だったと思います。
でも、やっと「中小企業」が使える安価なツールが出て来ました。2020年は「中小企業」にとって、マーケティングオートメーション元年かもしれません。
ホームページに「誰が」アクセスしているのかが分かる
ホームページのアクセス解析で、どんなユーザー属性の方(地域、デバイス、使用ブラウザなど)が訪れているのかが分かるのはよく知られていることです。
しかし、ホームページに「特定の誰が」アクセスしているのかまでは分からないのと思われていました。
マーケティングオートメーションのツールを使うと、こちらで見込み顧客情報があるデータのあるユーザーが、ホームページにアクセスしてくると、誰がアクセスしてどのページを見ているのかが分かります。(もちろん見知らぬ人がアクセスしてきた場合には分かりません)
では、どんなことが可能になるのか?
マーケティングオートメーションは、見込み顧客・既存顧客が自社発行のメルマガを開いたのか、または自社ホームページにアクセスしてきているのか?が分かるため、その見込み顧客・既存顧客の確度に応じて次なるアプローチをかけることが可能になります。
例えば、セミナーを開催して50人の参加者が集まり、その見込み顧客リストのデータが集まりました。
その、その見込み顧客をマーケティングオートメーションのソフトに登録をかけると、自動的に「セミナーにお越しいただきありがとうございます」というサンクスメールが自動で配信されるように仕組みます。そして、その後は定期的にステップメールをこちらも自動で配信するようにします。もしくは、メルマガを定期的に配信するようにします。
そのステップメール・メルマガの中には、自社ホームページに記載されている新商品のページに誘導させるボタンを配置させておき、そこをクリックするとどの顧客が閲覧してくれたのかが記録に残ります。
そして、これらを繰り返しながら、ステップメール・メルマガの開封率、自社ホームページの閲覧頻度に応じて、自動的にマーケティングオートメーションのソフト側で見込み顧客に点数を与えます。
例えば、メルマガを開封したら「10点」。ホームページに訪れたら「30点」。ホームページに3回訪れたら更に「50点」など。
そして、点数の多い見込み顧客に対して、電話でアプローチしたり、出向いていってお客様の望んでいることをヒアリングするなどをして、生産性のよいアプローチが可能になります。
このような仕組みは昔からありましたが、ソフトが高額だったため大企業しか使えませんでした。
ようやく中小企業の会社でも使える安価なマーケティングオートメーション、そしてそれと連動できるCRMという顧客管理のソフトが登場してきました。
これからは、自社ホームページとそれを簡単に更新できるコンテンツマネージメントシステム(CMS)とマーケティングオートメーション(MA)と顧客管理(CRM)をワンセットにする活用方法が、最大のWeb活用方法になっていくと思います。
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