ネット広告の選び方
「インターネットでもっと集客したいけど、インターネット広告を使うなら何を使えばいいんだろう」
そう考えている人は多いのではないでしょうか?
今回はインターネット広告の種類と選び方について、超基本的な考え方から順を追って説明したいと思います。
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ネット広告の種類一覧
ネット広告の種類は大きく分けて下の9つになります。
それぞれ目的と得意とする役割があるのでこの後で説明していきます。
9つの広告はそれぞれ、得意とするターゲット層、目的が異なります。
例えばインターネット広告の代表といわれるリスティング広告は自社のサービスを調べている人(顕在層)が多いなら効果的ですが、顕在層が少ないなら思ったように効果はでない可能性が高い。
それであれば、まずはディスプレイ広告などを活用して自社やサービス、必要性を知らない人(潜在層)の認知度を上げていく方が有効です。
広告の種類よりも先に、まずはターゲットとする顧客の状態と、その顧客に対してどのような目的で広告を見せるのかを考えることが重要です。
1.純広告
純広告はYahoo!JAPANなどの多くの人が利用するホームページやサービスの目立つ場所に画像広告を表示する広告です。
多くのユーザーが利用するサイトのトップページなど目立つ場所に決まった期間掲載されるので、自社やサービスを知らない多くの人に広告を届けることが可能です。
そのため、潜在層への認知度アップや潜在層への啓蒙に効果を発揮します。
基本的に一週間単位や一か月単位の期間で枠を購入することが多く「インターネット上の看板広告」といったイメージで捉えることができます。
有名なものとして、Yahoo!JAPANのブランドパネル広告や東洋経済オンラインなどのオンラインメディアのトップページのバナー広告などがあげられます。
2.アドネットワーク
アドネットワークとは例えばGoogle広告と提携したサイトの広告枠にバナー広告を表示するサービスです。
例えばGoogle広告(Google Display Network)ならライブドアブログや食べログ、ピクシブ 、YouTubeなどにバナー広告が表示されます。
アドネットワークはクリックされる度に課金されるクリック課金制、または表示された回数に応じて課金されるインプレッション課金制をとっている場合が多いです。
有名なものとしてGoogleが提供するGoogle Display NetworkやYahoo!JAPANが提供するYahoo!ディスプレイアドネットワークなどがあり、提携サイトがそれぞれ異なります。
3.DSP(Demand-Side Platform)
DSPとは非常に簡単に説明すると複数のアドネットワークに広告を配信可能なサービスです。
有名なDSPサービスではFreakOutやMicroAd BLADE、RMPなどがあります。
基本的にはアドネットワークと似ています。
一番大きな差はDSPを利用すると、広告を見せたいユーザーに応じて幅広い場面で広告を届けることができることです。
アドネットワーク以上に「人」にターゲットを合わせた広告配信が可能になります。
また各サービス毎に分析ツールや最適化アルゴリズムが異なることも特徴です。
4.動画広告
動画広告とはYoutubeなどの動画配信サイトで表示させる広告です。
有名な動画配信サービスと言えば、Youtubeやニコニコ動画、Tik-Tokなどがあげられます。
またFacebookやInstagram、TwitterといったSNSも動画媒体での広告配信が可能です。
動画広告の特徴としては画像広告と比べて印象に残りやすく、認知度向上効果が期待できます。
5.リスティング広告
リスティング広告はGoogleやYahoo!などの検索エンジンサイトで何かのキーワードを検索した際に表示される広告です。
代表的な検索エンジンと言えば、GoogleやYahoo!、その他にもBingなどがあります。
検索をするということは、何かを調べている・求めているタイミングです。
適切なキーワードに広告を表示することで、より効果的に自社のサイトへ誘導することができます。
6.インフィード広告
インフィード広告はニュースサイトの記事のタイムライン上に、記事と同じような形で広告が表示される広告です。
基本的にはディスプレイ広告の一種ですが、表示される場所がニュースサイトのタイムライン上のため、自然に目に入ってくることが特長です。
インフィード広告の代表的なものとしてはYahoo!広告のインフィード広告などがあります。
7.タイアップ記事広告
タイアップ記事広告は情報サイトに取材記事を載せてもらうことで、情報サイトのユーザーに対して「記事」という形で広告配信を行う広告です。
代表的な媒体としてはNEWSポストセブンやマネーポストWEB、BE-PAL.netなどがあります。
他の広告と比べて情報量が豊富であること、媒体によってコアなユーザー層にアプローチできることがメリットです。
一方で、「取材」が必要なため、他の広告と比べて費用がかかりやすいというデメリットがあります。
8.リターゲティング広告
リターゲティング広告は自社のウェブサイトに訪問したユーザーに対してディスプレイ広告を配信することが出来るサービスです。別名でリマーケティング広告など、さまざまな呼び名があります。
有名な広告としてはGoogle広告やYahoo!ディスプレイ広告、Facebook広告などでリターゲティング広告を利用可能です。
リターゲティング広告は一度、自社サイトへ訪問してきたユーザーに対して広告を配信できることから、一度サイトを離れたユーザーに自社サービスを思い出してもらう効果があります。
例えば住宅メーカーやローンサービスなど、他社と比較検討をするサービスは特に効果的です。
9.SNS広告
SNS広告はFacebookやInstagram、TwitterなどSNS上に表示する広告です。
代表的なSNS広告としてはFacebook広告やInstagram広告、Twitter広告、LINE広告などがあります。
SNSによって掲載できる形式は異なりますが、日常的に多くの接点を持ちやすいSNSに広告を表示することが出来るため、認知度の向上から最新情報の提示までさまざまな用途で活用できます。
ネット広告の選び方
ここまでざっくりとインターネット広告の種類を説明してきました。
インターネット広告を考える場合、まずは広告ターゲットや目的を考えてから、どの媒体を選ぶかを決めていくことで大外れしない広告選びをすることができます。
今回は広告の種類の紹介でしたが、Google広告やYahoo!広告、Facebook、Instagram広告など、広告媒体によっても得意とするターゲットは異なります。
媒体毎の説明に関しては改めて記事にしようと思います。
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