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a-blog cms 3.2 2025年初頭にリリース予定


a-blog cms 3.2

当社では、ホームページに実装するCMSは国産CMSの「a-blog cms」にしています。世界中で使われているCMSは「WordPress」ですが、世界中で使われているだけあって、狙われやすいCMSのNo1でもあり、そのためにセキュリティアップデートも頻繁に行われています。

そんなこともあり、当社ではホームページの運用に関しても「WordPress」より断然操作性がいい「a-blog cms」を、ホームページには実装しています。

そのa-blog cmsは、ほぼ毎年マイナーバージョンアップしており、2025年初頭にVer3.2がリリース予定です。
現在のバージョンを購入してから半年間は、もしバージョンアップ版が提供されても無償でバージョンアップできますが、それ以降の場合は「アップデート期間延長オプション」を購入することで、購入後1年間はバージョンアップが可能になります。

ただ、a-blog cmsはセキュリティに強いCMSのため、メジャーバージョンアップ、マイナーバージョンアップがあったとしても、サイト構築当時の機能のまま運用するのであれば、バージョンアップしなくても大丈夫です。(同じバージョンでセキュリティフィックスによりアップデートが出た場合、それを適応していれば)
ただし、過去のバージョンにおいて、セキュリティフィックスが行われなくなるのであれば、バージョンアップした方が安全です。

a-blog cms 3.2 新機能(予定)

以下、a-blog cms公式サイトで発表されている以下記事の引用となります。

「a-blog cms Ver. 3.2.0 で予定している機能追加や機能改善について(ロードマップ)」
https://developer.a-blogcms.jp/blog/kaizen/roadmap320.html

エントリー編集画面の改善

一番よく使用するエントリーの編集画面について以下改善を予定しております。より簡単・便利にエントリー編集ができるようになります。
・デフォルトのテキストユニットを、よりリッチで使い易いエディタに改修(メディア挿入・簡易的なwysiwyg機能)
・ユニットグループ機能改善(グループ化できる専用ユニットの用意)
・ユニットの複製機能を追加
・UI調整(全体的にボタンが多いのでシンプル化)


ユニットグループ機能は気になりますね。どんなユニットグループなのでしょうか?
あと、ユニットの複製機能はありがたい。同じような原稿を並べる時には効率化されそうです。

アップデート自動化

フィックスバージョンに限り、自動でアップデートを行うオプションを用意いたします。 これにより、CMSアップデートの手間が少なくなり運用コストを削減できます。


これもありがたいです。
セキュリティ対策としてのアップデートがあった場合、当社で運用管理契約をしているa-blog cmsのサイトは、アップデート作業を行なっています。
a-blog cmsの実装数も増えていますので、各サイトを手動で行うのは、それなりに手間がかかっています。

ただ、もし自動でアップデートして何らかの不具合が起きた場合は、逆に一斉にそれに対応しなくてはならないので、自動アップデートの頻度を選べるといいな〜。
例えば、曜日・時間をあらかじめ設定しておいて、その時間に行なってくれるとか。
あとは、ボタン1つで前のバージョンにも戻れるとか。

Movable Type形式 or WordPress形式でのエクスポート機能

現状以下の形式のものをa-blog cmsにインポートできるようになっていますが、逆にエクスポートする機能は用意されていませんでした。

・CSVインポート
・Movable Type形式のインポート
・WordPress形式のインポート

この状況はもし他のCMSに乗り換える場合の出口として選択肢がなく、お客様にとっても不安材料になるため、Movable Type形式かWordPress形式のエクスポート機能を用意することになりました。まだ形式は決定していませんが、例えば Movable Type形式でエクスポートできれば、WordPressにもインポートはできるので、柔軟なエクスポート形式を検討したいと思います。


たしかに、たまにお客様から言われます。行政からが多いかな。
a-blog cmsに切り替えたはいいけど、次のリニューアルタイミングで別の業者が受注した場合に、データを引き継げないと面倒だな〜。と。

なので、安心材料として、Movable Type形式かWordPress形式のエクスポート機能はあってもいいですね。

開発者向け新規テーマの追加

新しい開発者向けの新規テーマを追加予定です。既存の「develop」テーマを改良する形を予定しております。 新しいテーマの技術スタックは以下のものを予定しております。

・Vite(ビルドツール)
・Tailwind CSS(CSSフレームワーク)
・Alpine.js(軽量フロントエンドフレームワーク)
・HTMX(インタラクティブUIを実現するJavaScriptライブラリ)

また「develop」テーマと違い、標準の状態でトップ、一覧、詳細ページのテンプレートを用意したいと思います。

機能改善

一覧系管理画面の改善

開発・運用でよく使用する一覧系管理画面について、よりリッチなUIで操作できるような改善を予定しております。

<<現状の問題点>>

■操作数が多い
・ボタンが多くわかりずらい
・一覧から詳細に移動したあと、元に戻ると絞り込みが外れてしまう
・検索しずらい

■対応予定ページ
・モジュール一覧
・エントリー一覧
・カテゴリー一覧


シンプルに、分かりやすくなっていくのはいいですね。期待しています。

カスタムユニットのデータがシリアライズされていてる問題の修正
現状カスタムユニットのデータをシリアライズして保存しているため「一括テキスト置換」に対応できていないなどの弊害があります。 これを通常のカスタムフィールドと同じ形式で保存するようにし、一括でテキスト置換ができるよう改善いたします。


これもありがたい。
めったにないケースですが、テキスト置換による修正依頼があった場合、そこだけが置換されず見落とされてしまい、あとから発覚するようなことがあると怖いですので。

WebPアップロード対応

現状は、次世代画像フォーマットの「WebP」画像の生成には対応していますが、「WebP」画像のアップロードには対応していません。 昨今「WebP」の普及からブラウザから画像をダウンロードすると「WebP」画像になっていてアップロードできないということも増えてきたため「WebP」画像のアップロードに対応したいと思います。


助かります。

その他の機能改善
・カスタムフィールドメーカー出力でtable以外のスタイル対応
・利用頻度の低いモジュールの非推奨化
・コンバーターの拡張機能の追加
・会員一覧に最終セッション時間を表示できるように改善


「利用頻度の低いモジュールの非推奨化」は、いいですね。どのモジュールを使っているのか、分からなくなりますので。
「会員一覧に最終セッション時間を表示できるように改善」もセキュリティの観点から、お客様におすすめしやすくなります。

まとめ

ホームページの技術は日進月歩なので、機能も常に新しいものが求められます。
a-blog cmsは、日本人が開発しているだけあり、きめ細やかな、あったらいいなという機能が追加されますので、今から楽しみです。
ホームページにCMSを実装するならa-blog cmsが一番です。