ChatGPTの有料版契約ができたのでGPTsを使ってみた
ChatGPTの有料版が人気殺到で、しばらく有料契約ができなかったのですが、今日は有料契約できたので早速噂のGPTsを使ってみました。
無料版のChatGPTはVer3.5ですが、有料版はVer4です。
その違いについては、ChatGPTの有料版は応答速度が速く、新機能へのアクセスや使用制限が緩和されているのに対し、無料版は基本機能のみで応答速度やアクセスが制限されることがあります。一番の違いとして、有料版の方は質問した内容に対して学習結果がなければbingのブラウザ検索でWebサイトを調べて、その情報から返答してくれることでした。
例えば「新潟駅近くのお寿司屋さんを教えて?」と質問すると、bingで検索していき、いくつかのサイトから情報を持ってきて答えてくれます。そしてどこから引用したのかも「”」の印がついて、そこをクリックすると見ることができるようになっています。
GPTs(カスタマイズのChatGPT)を使ってみた
作る方法も、最初からチャットのやりとりからスタートします。
そこがもうこれまでのクラウドツールとの違いです。
メニューから「Explore」をクリックすると
Create a GPT(Beta)
Customize a version of ChatGPT for a specific purpose
と出てきますので、そこをクリックします。
英語で
GPT builder
Hi! I'll help you build a new GPT. You can say something like, "make a creative who helps generate visuals for new products" or "make a software engineer who helps format my code."
What would you like to make?
と聞いてきますが、「日本語で」と要求すると、すかさず日本語で質問してきます。
GPT builder
もちろんです。GPTの目標や役割について教えてください。例えば、「新しい製品のためのビジュアルを生成するクリエイティブなアシスタントを作成する」といった要望や、「私のコードを整形するソフトウェアエンジニアを作成する」などのアイデアがあります。どのようなGPTを作りたいですか?もちろんです。GPTの目標や役割について教えてください。例えば、「新しい製品のためのビジュアルを生成するクリエイティブなアシスタントを作成する」といった要望や、「私のコードを整形するソフトウェアエンジニアを作成する」などのアイデアがあります。どのようなGPTを作りたいですか?
You
会社の就業規則のGPTを作りたいです。
就業規則のデータはWordであります。
社員が就業規則に関することを聞いたら、それに答えて欲しいです。
と、入れてみます。
GPT builder
次に、このGPTの名前を考えましょう。このGPTは、就業規則に関する質問に答える役割があるので、「Regulation Assistant(レギュレーション アシスタント)」という名前はどうでしょうか?この名前でよろしいですか?
You
タイトルは、ABCDE就業規則 としてください。
と入れてみる。
架空のロゴも一緒に生成された。以下がそれ。
You
本当は、会社のロゴがあるけど、今はテストだからそれでいい。
GPT builder
了解しました。このプロフィール写真を使って、会社のロゴがない状態でテストを進めましょう。
次に、このGPTの役割と目標についてもう少し詳しくお聞かせいただけますか?例えば、従業員がよく聞く就業規則に関する質問や、GPTがどのように応答すべきかについての詳細があれば、より適切な対応ができるようになります。
You
従業員がよく聞く就業規則に関する質問として
入社していつから有給休暇がつきますか?
休日出勤した場合は手当はつきますか?
などに対して丁寧に答えてください。
と入れてみる。
GPT builder
このGPT、「ZANMAI就業規則」は、従業員からの就業規則に関する一般的な質問に丁寧に答えるように設計されています。たとえば、「入社してからいつから有給休暇がつくのか」や「休日出勤した場合の手当について」などの質問に対し、正確で具体的な回答を提供します。
次に、このGPTがどのような口調やスタイルで話すべきかについて教えていただけますか?例えば、フォーマルなビジネススタイル、親しみやすいカジュアルスタイルなど、お好みのスタイルがあればお知らせください。
You
OK
その後は「Configuer」をクリックし、細かい調整と、最初の質問文を入れておきます。
そして一番大事なことは、就業規則のデータを「Knowledge」からアップロードします。
今回は、厚生労働省が出しているモデル就業規則を使いました。
これで完成です。
これを「Save」して使いますが、アクセスできる人を、自分のみとするか、URLのリンクがわかる人のみにするか、公にするかを選べます。
今回はテストなので、自分のみとしておきます。
完成した就業規則のGPTs
おわりに
質問すると毎回、アップされたデータを読み込みに行くようなので、アップされた就業規則が学習されているのかは不明。
これを元に、さらに学習させて行くこともできるのかな?。その辺は、またテストしてみます。
まずは「やってみた」程度のブログです。