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フレッツ光クロス いよいよ

当社は、新潟県新潟市にあるWebプロモーション会社となります。主として企業・行政等のWebサイト制作と運用サポートをしています。
会社は新潟市西区にあり、タイトルにもあるように「フレッツ光クロス」がようやく2023年12月20日から申し込み開始となるようです。
ただ、NTTに確認したところを2023年12月20日から提供開始ではなく、あくまでも申し込み開始であって、提供がいつになるかは12月20日にならないと分からないとのこと・・。

理論上、下りの速度が10GBとなり、IPv4 over IPv6を利用することによって速度が改善されることが期待できます。とくに光回線を使っていて、今までPPPoE接続方式を利用していたという方、あるいはこれまで夜間など利用者が集中する時間帯になると速度が著しく低下していたという方は、IPv6を活用したIPoE方式で接続することでPPPoE接続方式のネットワーク内にある混雑しやすいポイントを回避できるため、安定した高速通信ができるようになる可能性があります。

IPv4とIPv6の違い、PPPoEとIPoEの違いは?

IPv4とIPv6の違い

IPv4は32ビットのIPアドレスを使用し、最大で約43億台のコンピュータをインターネットに接続できますがアドレス数が不足しているため、次世代のIPv6が注目されています。IPv6は128ビットのIPアドレスを持ち、約340澗個という膨大な数のアドレスを提供し、自動設定により利用者が手動での設計や設定をほぼ不要にしています。

PPPoEとIPoEの違い

PPPoEはPPPをイーサネット上で使用する通信方式であり、ユーザー認証やIPアドレスの割り当てが必要です。一方で、IPoEはユーザー名とパスワードを不要とし、企業内LANと同じ仕組みで事業者のネットワークに直接接続する「ネイティブ接続方式」です。

IPv4 over IPv6について

IPv4 over IPv6はIPv6環境で通信しつつ、IPv4アドレスを使用する技術で、通信速度の向上が期待されます。注意点としては、プロバイダーとルーターがIPv4 over IPv6に対応している必要があり、追加料金がかかる可能性がある点です。光回線を使用していて速度に不満がある場合は、IPv4 over IPv6の利用を検討する価値があります。

次の問題は社内LAN環境

フレッツ光クロスのメリットとして、下りの速度が理論上10GBとなるわけですが、社内LANのルーター、ハブ、LANケーブル、そしてパソコン側が10GBに対応していなければ、その恩恵は受けられません。
当社も、社内のハブが10GB対応ではなく1GBのハブなのと、パソコン側もほぼ10GB対応ではないので、最大の恩恵を受けられません。

ただ、接続がIPoE形式となることで、プロバイダ側が混雑する時間帯であっても、プロバイダ側のサーバーを経由せずにインターネット網に入れるため、安定してネット回線を利用できるのが一番のメリットです。
そして徐々に、10GB対応ハブも安くなってくるでしょうし、パソコンも10GB対応となってくるでしょうから、多少月々の利用料が高くなってもこのタイミングで切り替えた方がよいと考えています。