音声生成AIの技術進歩もすごい
画像生成AIのことについては過去の記事でも書かせていただきましたが、今回は音声生成AIについてです。
音声生成AIの技術進歩も凄いことになっています。本当の人の声で、文章を読み上げてもらえるようになりました。技術的には、声紋や抑揚や話し方の間合いなどを登録するために、あらかじめ用意されている文章を読み上げ、それを録音し、AIがいろいろ処理して声を登録するようです。
利用する人は、登録されている実際の人の声を選び、話してもらいたいテキストを入力すると、その人の声で読んでもらえます。
有名なところでは、以下のサイトです。
coefont(コエフォント)
こちらのWebサイトでは、声優さんやフリーアナウンサー、そして2ちゃんねる創業者の「ひろゆき」さんも声も登録しています。
coefont(コエフォント)
https://coefont.cloud
テストで、そのひろひきさんの声でテキストを読み上げてもらったのですが、あまりにも本人の声に近くてびっくりしました。
以下が、そのデータです。(ダウンロードしての再生となります)
利用方法について
ホームページを制作していると、たまに動画作成などの依頼を受けることもありますが、その動画にナレーションを入れるかどうかで、大きく手間も予算も変わってきます。
実際にナレーションを入れる場合は、依頼する人の選定から始まり、その人と打ち合わせして練習してもらい、そして録音してもらう必要があります。録音も一発OKというわけにもいかないでしょうから、何度か取り直す必要もあるでしょう。
ですが、こちらのサイトを利用(有料)すれば、ふさわしい人の声を選んで、そしてテキストを入れてボタンを押せば、もうナレーションは出来上がります。
もし、時間を調整したい場合は、テキスト数や読み上げ速度を変えればOKです。
何度やりなおしても、相手は人ではないので、文句を言われることもないでしょう。
凄い時代になってきました。
自分の声も登録できる
coefont(コエフォント)のサイトでは、お金を払えば自分の声も登録できます。費用は500円〜50,000円。音質を左右する録音する時間で変わるようです。
あと、もしいい声で「CoeFont PRO」認定(一次、二次審査あり)されれば、音声生成AIでの声優デビューできるようです。その声を使ってもらえれば、たぶん収入にもなるのでしょう。
別に認定されることを目的としなくても、自分の声を登録できるのはちょっと興味はありますね。
このcoefontは社会貢献として、手術等で声を失う可能性のある方に対して、無料で音声登録できるライフサポートプランを用意しています。
https://esg.coefont.cloudhttps://esg.coefont.cloud
ご興味のある方は、coefont(コエフォント)のWebサイトを覗いてみてください。