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果たして「X(旧Twitter)」は滅びるのか?

起業家のイーロン・マスク氏の運営で混乱が続くX(旧Twitter)ですが、その隙を狙ってアメリカのIT大手、旧フェイスブックのメタは、7月5日、当初の予定より1日早くインスタグラム版ツイッターともいえる新たなSNSの提供を開始しました。
サービス開始からわずか4時間で登録者数は500万人を超え、起業家のイーロン・マスク氏の運営で混乱が続くツイッターに代わるSNSとして広く受け入れられるのではないかという見方が広まっています。

「Threads(スレッズ)」を出したのは、間違いなく「X(旧Twitter)」潰しでしょう。
世界的なSNSのシェアは「Facebook」の利用者の方が圧倒的に多いですが、Facebookを利用する人は年々少なくなっている傾向です。
日本においては、それは顕著です。

世界のSNS利用者数



SNS名称 月間利用者数 (MAU) 発表
Facebook 29億5,800万人 2023/02
WhatsApp 20億人 2023/02
YouTube 25億1,400万人 2023/02
WeChat 13億900万人 2023/02
Instagram 20億人 2023/02
TikTok 10億5,100万人 2023/02
Linkedin 8億7,500万人 2021/12 (参照)
QQ 5億7,400万人 2023/02
Weibo 5億8,400万人 2023/02
Tumblr 1億3500万人 2023/03 (参照)
Pinterest 4億4,500万人 2023/02
Snapchat 7億5,000万人 2023/02
3億750万人 (※DAU) 2023/01
X(旧Twitter) 5億5,600万人 2023/02
2億3,780万人 (※DAU) 2022/02
LINE 1億9,400万人 2022/11
KakaoTalk 5,348万人 2022/04

※DAU(デイリーアクティブユーザー):1日の利用者数
※QQはスマートデバイスのユーザー数

「Threads(スレッズ)」の特徴は何か?

Threads(スレッズ)は、見た目や機能は、ほぼX(旧Twitter)rと同じです。
(#タグや検索のあるなしはありますが)

ですが、1つだけ大きく違うことはX(旧Twitter)は「匿名性」ということです。
日本は匿名性の文化があるため、X(旧Twitter)は世界と比べても利用率が高いようですね。

この「匿名性」は、心ないバッシングで自死してしまう方も出ており、社会問題にもなっています。そんなこともあり、後発のThreads(スレッズ)は、匿名性ではなくInstagramアカウントと紐付けされるようになっていますが、匿名で投稿したい人は、X(旧Twitter)を使い続けるでしょう。

あと、Threads(スレッズ)は、「個人情報の扱い」の中で「健康とフィットネス」の情報を収集すると公表しています。
今は、スマートウォッチ等で自分の健康情報をスマホで管理する人も増えていますが、その情報がとられてしまいます。もちろん、個人の特定はされませんが。

メタも、無料でSNSを出しているわけではないので、広告収入がビジネスモデルです。その際に、ネット広告のスポンサーが多い「健康」関連について、多くの広告収入を得ようという企みがあるのも、この公表から分かります。

ホームページのブログの役割は何か?

SNSが出る前はホームページの「ブログ」機能で情報発信する時代がありました。
WordPressもそこからの始まりですし、芸能人によるアメーバブログなどもありました。

しかしSNSが普及した今となっては「ブログ」は、もう今を発信するツールではないでしょうね。
だとすると「ブログ」の役割は何なんだ?と書きながら思っています。

そうすると「ブログ」は、エビデンスと一緒に正しい情報を伝えるツールであったり、アーカイブとして記録されることに相応しいツールかもしれないですね。
興味のあることはSNSで調べて、より詳細な情報を得たい時に「ブログ」に辿り着くようなイメージかもしれないですね。