新潟 ホームページ制作「ZANMAI株式会社」ホームページ修正・更新代行サービス「サブスクメンテ」

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障がい者の就労支援の1つとして、公開前のWebサイトチェックをアウトソーシング

障がい者の就労支援の1つとして、公開前のWebサイトチェックをそれらの施設の方に行っていただくプロジェクトを進めています。
協力して頂いているのは、以下の新潟の施設様です。

そもそも、なぜこのようなプロジェクトを進めているのか?

私たちはお客様のホームページを制作していますが、それを公開する前に各種OSのブラウズで意図された通りに表示できているか?、リンク切れはないか?正しく表示されない文字を使っていないか?などを細かくチェックしてから公開しています。

大昔はホームページの閲覧と言えばパソコンのみでしたが、今は、スマホ、タブレット、パソコンと言った具合ですし、それぞれ表示幅も異なります。全てにおいて適切な表示ができればベストですが、正直それは難しいです。
スマホとパソコンでは表示幅が大きく異なるので、主にその2つでデザインレイアウトを変えますが、現在主流になっている方法はレスポンシブWebです。これは1つのソースで、見せ方を変えています。なのでテキスト情報としてはスマホで見ても、パソコンで見ても同じです。
よってスマホとパソコンでは、同じようなデザインではありますがレイアウトが大きくことなって表示されます。

では、タブレットをどうするか。
一般的には縦にしたらスマホと同じ。横にしたらパソコンを同じようにしていますが、タブレットと言っても大きさが様々なので、一概にそうとは言えません。
なので、だいたいはそんな調整です。

これら調整したものが、正しく表示されているかをチェックするのが公開前のWebサイトチェックとなります。

デバイスはスマホ、タブレット、パソコン。(スマホは大きさの異なるものも)
OSとしては、Windows、Mac。
ブラウザは、Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safari
これらの組み合わせでのチェックですので、結構大変な作業なのです。

それで、これらの公開前チェックを社内で行うのではなく、障がい者の就労支援を行なっているところにアウトソーシングできないものか?
というのが、今回のプロジェクトです。

短時間なら働ける障がい者の方々もいる

私たちのような零細企業では、障がい者の方をフルで雇用することは正直難しいです。
ただ、障がい者の中にも8時間は無理だけど短時間なら大丈夫という方々もおられます。
そこで、私たちのホームページ制作の仕事も細かく分解すると、無理に社内で行わなくてもいい作業もあるものです。

私たちはそんな考えから、数年前から会社の掃除を週1回近くの障がい者の就労支援の施設の方にアウトソーシングしています。
最初は「掃除は私たちでやるものだ」という発想でしたが、このようなちょっとした作業こそ、短時間なら働ける障がい者の方々にとっては、ありがたい仕事でもあると「一般社団法人 I have a dream」の肥田野社長から教えて頂き、それから共生社会への貢献の1つとして掃除を障がい者の就労支援の施設の方にお願いしています。
毎週毎週、来てくださって事務所を綺麗にしていただいていることに感謝です。

であれば、公開前のWebサイトチェックも可能なのではないか?
ということで、また相談させていただいていたら、テンプスタッフフォーラムの新潟支店の方に話がまわっていき、それでその関連施設でもある就労移行支援事業所らぼらぼ様、フォーラム情報アカデミー様にもご協力いただき、障がい者の就労支援の施設のご利用者様からWebサイトチェックをしていただくプロジェクトがスタートしました。


プロジェクトミーティング

↓先日、どのようにWebサイトチェックを行うかをレクチャーしてきました。
まだ、手探りの状態ですが、みんながハッピーになる取り組みができるといいと思っています。