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検索アルゴリズム MUM(Multitask Unified Model)って何?

私たちが何かを調べたい時にGoogleを活用するのは、もう当たり前のことになっています。
調べたいキーワードを入れれば、それに合致すると思われるホームページや動画がヒットします。

この「合致」が、Googleがこだわっていることであり、検索アルゴリズムと言われている部分です。

そして「調べる」方法についても、これまではテキストを入力するのが一般的でしたが、音声で問い合わせることも増えています。
スマホで「Siri」や「OK Google」に、何かを話しけて検索してもらうことも、一度は経験しているでしょう。

例えば「明日の天気を教えて?」とか。

音声検索でなければ「天気 明日 地名」とかをGoogleの検索フォームに入力して検索するでしょうけど、音声検索では「会話」のように言うのが自然です。

そのような「会話調」での検索には、微妙なニュアンスが含まれる言語理解能力が必要となり、それをおこえるようにしたのがMUM(Multitask Unified Model)となります。

Googleが提示したMUMの具体例

MUMに関して、Googleは1つのシチュエーションを例に挙げました。



あなたは以前、アダムス山へ登頂した。現在、来秋に富士山に登りたいと思っており、(アダムス山登頂時と比較して)どんな準備が必要か知りたい。

MUMは会話調や微妙なニュアンスが含まれる言語理解能力が備わっており、あなたが2つの山を比較しようしていることを理解します。加えて、「準備」には地形に対応するためのトレーニングや、秋シーズンに最適なギアの準備を含んでいることも理解します。

以上の検索意図を汲んで、MUMは次のような情報を提供するかもしれません。

  • 富士山に登るための体力づくり
  • 秋の天候に適した装備
  • いちばん難易度が低いコース:吉田ルート
  • 富士山の公式の開山期間:7月〜9月
  • 登山病にかかるかもしれない
  • その地域にある温泉スポット、有名なお土産屋さん、山頂から見える景観など

ユーザーが複雑な課題を解決したい場合、Google検索で平均8回ほどの検索(クエリ)を経ていることが分かっています。MUMが実現すれば、ユーザーが検索する回数を減らしてくれることでしょう。

検索結果に必要になってくるもの

どんなに検索アルゴリズムが発展しても、間違った情報や嘘の情報がサイトに大量にアップされていたら、検索結果も間違った情報を示すことになります。
Googleでは、SEO対策業者がよく行っている、大量の記事をアップするようなホームページを、検索順位から下げることも行い始めました。
そのことを知らずに、SEO対策業者に高いお金を支払って、いっぱい記事を書いてもらうと、逆に検索順位結果が下がることになってしまいます。

ホームページ制作に求められるのは、正しい情報をアップして行くことになります。
それには、自社のサービスや商品のことについて、詳しく紹介するのが一番いいでしょう。
自社のサービスや商品なので、嘘のことは書けませんし、間違っているなんてこともあり得ません。

まだ、SEO対策業者からの営業電話に引っかかって、ついついお金を払ってしまう会社さんもあると聞いています。
もうSEO対策だけを行っても無意味ですので、そんな営業電話がかかってきたらお断りしましょう。