「スマート留守電」を実際にテストしてみました
前のスキルブログで「DX推進で考えていること」で書きましたが、その続きです。
実際に、会社の新しいスマホがきましたので、そこに格安SIMのマイネオを入れて「スマート留守電」のアプリを入れてみました。
このアプリを作っているメーカーは「ソースネクスト」といい、いろいろなパソコンソフトやアプリを作っている老舗メーカーです。
この「スマート留守電」は、携帯会社と提携してそれぞれのオプションサービスとして展開もしているようですね。
目的はDX化を前進させて、テレワーク対応であったり、電話を取り次ぐための人の作業負担を無くすことです。
当社は、ホームページ制作会社なので、会社にいるほとんどのスタッフは制作をしている人です。
そうすると、制作に集中したいという想いもあり、電話が頻繁にかかってくると、どうしてもホームページ制作作業を中断せざるおえない状況です。
もちろん、普段はディレクターの方々が電話に出るのですが、ディレクターが出ていると制作スタッフも電話に出ることになります。
その制作スタッフの負担を少しでも減らせないかな?と思い、この構想を考えた次第です。
テストして分かったこと
良かったこと:その1
「スマート留守電」を契約すると、なんと「080」で始まる電話番号をもらえます。これは留守電になる専用の電話番号です。
これは、テストしてみないと分かりませんでした。
今回の意図は、会社の代表電話にかかってきた電話を「スマート留守電」に自動転送させて、留守電を入れてもらった内容をテキスト化して、メールなりに自動転送かけることです。
テストするまでは、スマホ本体でスマホアプリがその機能を果たしてくれると思っていましたが、専用の電話番号があるということは、クラウド機能となっているため、スマホ側の電源が落ちていても機能はするということです。これはありがたい。
スマホアプリは、ただ単に設定や課金設定するためのものに過ぎないのです。
良かったこと:その2
自動応答メッセージも、自分で入れられます。
もし、応答メッセージが固定されていたら、今回の意図は難しかったかもしれません。
しかし、スマホアプリから簡単に応答メッセージを録音できました。
しかも、複数録音できるようです。(もちろん、ミスしたら削除も簡単)
良かったこと:その3
留守電にメッセージが残らなくても、着信履歴として電話番号が送られてくる。
良かったこと:その4
留守番電話の録音内容も聞けます。
もちろん、Googleの自動音声入力によってテキスト化されて、メッセージは読めるのですが、留守番電話の実際の声も録音内容から聞けますので、メッセージから誰だか特定されなくても声を聞くことで分かる場合もあります。
悪かったこと
う〜〜ん。
今のところないですが強いて言えば、パソコンから設定できる管理画面があったら、いいかな。
そうしたら、テレワークで会社に出勤しない会社も、導入しやすいかと思います。
「ひかり電話転送」もテストしてみました
「ひかり電話転送」というのは、ボイスワープを曜日や時間で設定すると、自動で転送や解除を行ってくれるサービスです。
株式会社ナレッジフローという会社が開発しており、このサービスは特許も取っているようです。
このようなサービスは、Googleで調べてみるといろいろとあるのですが「ひかり電話転送」は格安の月額440円。断然安い!。
なぜ安いのかは「ボイスワープ」をオプションでつけていると、それらを設定する管理画面があるのですが、その管理画面と連携させることで開発費を抑えているようです。
なので、「ボイスワープ」の管理画面が変わってしまったら、たぶんこの「ひかり電話転送」のサービスは使えなくなるのかもしれません・・・。
ですが、こちらもテストで使ってみたら、シンプルに作られていて、とても操作性はよいです。
あったらいい機能は揃っています。
ただ、このサービスの支払いは、請求書が送られてくるわけでもなく、自動引落でもなく、クレジットカード決済でもなく、利用者側で30日ごとに(または360日などを自分で計算して)都度振込しなければなりません。
ですが親切だと思ったのは、解約した場合は日割計算して戻してくれるそうです。
まぁ、ここまで安いのですから、支払いに関しては納得できます。
しばらく17時以降は、この上記の組み合わせ設定にさせていただき、本格導入を検討したいと思います。