新潟 ホームページ制作「ZANMAI株式会社」ホームページ修正・更新代行サービス「サブスクメンテ」

スキルブログ

毎年春と秋に開催される、a-blog cms Training Campに参加してきました。
しかも今回はユーザーセッションのひと枠をいただき、お話させていただきました。


登壇時の様子


さて、今回私が登壇してお話した内容は、
旅行ツアーサイトで使えそうな機能としていくつかご紹介しました。
そちらを以下に記載したいと思います。

プラグインなどを追加することなく、a-blog cmsにもともとある機能しか使っていないので、
a-blog cmsをお使いの方なら問題なく実装できるのではないかと思います。

【当月から6か月先までのツアーをカレンダーで一覧表示】
旅行ツアーのようなサイトでは、直近のスケジュールではなく何か月か先のツアーを申し込むことがあるかと思います。
サイト内に登録してあるツアーをスケジュールカレンダーのような形式で、月毎に6か月間分出すようにしました。

・当月から6か月先までのグローバル変数を作成(Y-m-01のカタチにして各月の最初の日を取得します)
・「エントリーカレンダーモジュール」を使用し、先ほど作ったグローバル変数を開始日に設定
これだけで実装ができます。
あとは、表示するところにCSSなどで装飾を付ければOK

【ツアーを検索して、申し込みできるようにする】
旅行ツアーサイトなので当たり前ですがWeb上からツアーの申し込みができる必要があります。
サイト内に登録したツアーにたどり着き、申し込みまで完了してもらうことがこのホームページのゴールになるわけですから、
ユーザーが迷わないように設計する必要があります。

a-blog cmsにはあらかじめ検索の仕組みが付いていますので、それを使用して
ツアーの検索から申し込みまで行えるように実装しました。

・当月から12か月先までのグローバル変数を作成(月だけ取得する変数と、年と月を取得する変数を作成)
・検索項目(selectのoption)に「月」の変数を設定し、対応する月のvalueに「年/月」の変数を設定
これで、当月から12か月間の検索ができるセレクトボックスができ、年と月で絞込検索ができます。
※月が替われば自動的にセレクトボックスの内容が変わるのでオススメ!

さらに、ツアーページ内にinput type="hidden"で申し込みフォームに渡す内容を設定することで、
申し込みに必要な情報を申し込みフォームにすでに記載されている状態にして
ユーザーの入力の手間を省きます。

グローバル変数はサイト内に共通で使用できる変数なので、組み合わせることで色々なことができます。

他の登壇者の発表のなかで、今回私も使用したスケジュールのモジュールを使用して、予約システムを実装している方もいらっしゃいましたし、
子ブログを使って多言語ページを制作するなど、まだまだ奥の深いCMSだと実感しました。

更に経験を積み、クライアントにもユーザーにも良いホームページを構築できるよう進んでまいります。